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QriptとITテレコム、ビジネスIMの拡販で協業
QriptとITテレコムは業務提携し、企業向けインスタントメッセンジャーを基盤とする日本版SOX法対応サービスの販売を始めた。
ネットワークセキュリティ製品を開発するQriptは12月26日、インスタントメッセンジャー(IM)「Yocto」の販促でアイ・ティー・テレコム(ITテレコム)と提携した。同製品を基盤とするサービス「Yoctoエンタープライズ版 内部統制対応総合ITソリューション」の提供を始めた。
同サービスでは、Yoctoの導入作業に加えて、会社内部のネットワークセキュリティや情報漏えいなどのコンサルティング、ハードウェアの保守などを提供する。
Yoctoは、携帯電話にも対応する企業向けIM。メッセージはSSL認証で暗号化するため安全に利用できるほか、メッセージやチャットなどの履歴データを管理することで情報漏えいなどを抑止することが可能になる。
法人向けブロードバンドサービス事業を日本全国で展開するITテレコムと提携することにより、日本版SOX法対策に取り組む企業を中心に導入シェアの拡大を目指す。
Yoctoの価格は、50ライセンスで52万5000円。初年度で1億円の売り上げを見込んでいる。
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Messenger(メッセンジャー) | コミュニケーション | 情報漏洩 | ネットワーク・セキュリティ | セキュリティ | SOX法 | チャット | 暗号化 | 内部統制 | SSL
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