オンラインでBPMとSOAを習う 日揮情報が教育プログラムを提供
日揮情報ソフトウェアは、業務分析やプロセス改善設計などのスキルを身に付けるオンライントレーニングの日本語版の提供を開始した。
e-Businessの支援ツールを販売する日揮情報ソフトウェアは1月10日、業務改善担当者やシステム開発者などに向けて、BPM(ビジネスプロセス管理)およびSOA(サービス指向アーキテクチャ)を推進するためのオンライントレーニング「BPMessentials.com」日本語版の提供を開始した。
カリキュラムには、オブジェクト指向技術の標準化と普及を目的とした非営利標準化団体であるOMG(Object Management Group)が規格化したBPMN(ビジネスプロセスモデリング表記法)を採用。業務分析からプロセス改善設計、SOAアプリケーションへの実装設計などを学習する。基本編「BPMN Essentials」と応用編「BPMN Deep Dive」の2つのセクションに分かれており、計14パート、約9時間の内容で構成される。
基本編および応用編の最後に実施するモデリング演習の結果によって、BPMNプロフェッショナルの認定資格となる「BPMN Essential」「BPMN Deep Dive」を取得することも可能である。
トレーニングには、itp commerceが販売する専用のモデリングツール「ITP Process Modeler for Microsoft Visio」が必要になる。
受講料は、1人当たり9万8000円、10人以上で93万1000円から。初回ログインから30日間のみ有効となる。 BPMessentials.comは、BPMアナリストであるブルース・シルバー氏が開発したもので、既に2007年2月から英語版のサービスを開始している。
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