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Mandrivaとターボリナックス、Linuxの共同開発プロジェクトを発表
仏Mandrivaとターボリナックスは、両社のLinuxディストリビューションのシステム開発におけるリソースと技術の共有を目的としたプロジェクトを発表した。
Linuxディストリビューターの仏Mandrivaとターボリナックスは1月16日、両社のLinuxディストリビューションの基本システムを開発する技術とリソースを共有するプロジェクトを発表した。
プロジェクト名は「Manbo-Labs」。両社の製品に搭載するLinuxの基本システムを共同で開発する。それぞれのディストリビューションに搭載する基本システムを共有し、開発の負担を減らす。
2社は2007年10月にManbo-Labsプロジェクトにおける協業を締結した。日本、フランス、ブラジルで両社のエンジニアを中心に、Linux基本システムの開発に取り組んでいる。これまでの成果として、Linuxカーネル、ライブラリのglibc(GNU C Library)、コンパイラのgcc(GNU Compiler Collection)、パッケージ管理システムのRPM(Red Hat Package Manager)などの基本部分をリリースした。
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