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マイクロソフト、データベースセキュリティの取り組みを強化
マイクロソフトとサイファーゲートは、データベースセキュリティへの取り組みを共同で強化する。データベースの暗号化ノウハウなどを提供する。
マイクロソフトとサイファーゲートは1月17日、データベースセキュリティへの取り組みを共同で強化すると発表した。
マイクロソフトのデータベース製品「SQL Server 2005」が持つアクセス管理機能およびログリポーティング機能と、サーファーゲートが提供する、データベースの情報を自動で暗号化するソフトウェア「eCipherGate」を組み合わせ、サービスとして提供する。データベースサーバセキュリティの対策を進める。
具体的には、データベースのセキュリティガイドラインや暗号化のノウハウを伝えるセミナーの開催、SQL Serverを販売するパートナー企業への技術支援、SQL Severの暗号化を検討している企業への技術教育サービスと導入コンサルティングサービスの提供を、共同で実施する。
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