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マイクロソフト、障害者とNPOを支援するプログラムを開始
マイクロソフトはNPO法人のe-AT利用促進協会および日本NPOセンターと協力して、困難を抱える人々の可能性をITで広げるためのITスキル研修プログラムを実施すると発表した
マイクロソフトは1月18日、困難を抱える人々などを支援するITスキル研修プログラムを実施すると発表した。特定非営利活動法人(NPO法人)のe-AT利用促進協会および日本NPOセンターと協力する。
「障害者の就労支援のためのコミュニティITスキルプログラム」および「NPOのためのUPプログラム」を2008年1月から実施する。
障害者の就労支援のためのコミュニティITスキルプログラムは、約100の障害者就労支援団体に対し、障害者の就労に役立つ中古PCやソフトウェア、障害者支援技術機器、ITスキル研修などを提供する。2年間で約1000人の障害者にITの活用を支援する。
NPOのためのUPプログラムは、全国7カ所のNPO支援センターと連携で、NPOのIT活用を促進するセミナーを開催する。NPOからの相談に継続的に対応するため、NPOのネットワーク「NPOアライアンス」にも参加する。約50団体のアライアンス加入も目指す。
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