アクシオは1月21日、複合型のシンクライアントソリューションを発売すると発表した。
同ソリューションは、リモートアクセスの有無やネットワーク帯域、利用するアプリケーションなど、利用環境に応じたシンクライアント環境を構築できる。
アプリケーションの実行をすべてサーバ側で処理する画面転送方式と、仮想サーバのゲストOS上でアプリケーションを実行する仮想PC方式、ネットワーク越しにアプリケーションをダウンロードして利用するネットブート方式を複合的に構成できる。画面転送方式では、Citrix Presentation Server(CPS)とWindows Terminal Service(WTS)を併用する。
シンクライアント端末とサーバの接続を管理する「コネクション・ブローカ」を無償で提供する。ユーザーIDから個人ごとの設定ファイルを自動的にシンクライアントに反映させ、各方式のサーバへの接続を管理できる。
価格は、「WTS」60ユーザー、「CPS」30ユーザー、仮想PC10ユーザーのシンクライアント環境の場合、1ユーザー当たり9万9800円。
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