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Sun、輸送コンテナ型データセンターを投入
米Sun Microsystemsは、輸送用コンテナにデータセンター機能を組み込んだ「Project Blackbox」の名称を変更し、製造、医療、通信分野の企業向けに提供を開始した。
米Sun Microsystemsは1月29日(現地時間)、輸送用コンテナにデータセンター機能を組み込んだ「Project Blackbox」を「Sun Modular Datacenter (Sun MD) S20」として発売した。製造、医療、通信分野の企業向けに提供する。
Project Blackboxは、ISO標準の輸送用コンテナにサーバやネットワーク基盤機能を詰め込んだ仮想的なデータセンター。コンテナ内には最大250台のサーバ、7Tバイトのメモリ、2Pバイトのストレージなどを搭載できる。
設置場所の準備や検証、ITインフラとSun MDの統合を支援するサービス「Sun MD Suite of Services」の提供も開始した。システムをリモート監視する遠隔管理サービスなどがある。
日本では4〜6月に製品の発表を予定している。
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