セキュリティ企業Trend Microの名をかたった偽広告が、Google検索で表示されているのが見つかった。Trend Microが1月31日のブログで伝えた。
それによると、問題の広告はTrend Microのセキュリティソフトを宣伝する内容で、英語版のGoogleで特定用語を検索すると、スポンサーリンクなどの欄に表示されていた。
偽広告は「TRENDMICRO2008.COM」というサイトにリンクされているが、これはTrend Microの正規サイト(TRENDMICRO.COM)に見せかけた偽サイトだという。
これら偽広告はその後Googleが削除し、偽サイトを通じた売買もGoogle Checkoutによって停止された。
Googleのペイ・パー・クリック広告が悪質コード配布の目的で利用されるケースは昨年から発生。信頼できる検索エンジンのスポンサーリンクは安全だとユーザーは考えがちだが、それが犯罪者に狙われているとTrend Microは分析している。
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