NTT東日本およびNTT西日本の公衆電話の一部で発生したサービス障害は、電話機の自己診断ソフトウェアの設定にエラーが起きたことが原因だと判明した。NTT東西が2月4日に発表した。
両社によれば、公衆電話機には定期点検時や料金回収作業に伴う公衆電話機の開閉時などに、動作確認をする自己診断のソフトウェアが搭載されている。同ソフトウェアでは診断日を自動設定する機能もあるが、今回の障害では「うるう年」の処理を行うソフトウェアに障害が発生し、次回診断日の設定ができず機能停止した。
4日に13時現在で故障した公衆電話機は、NTT東日本管内が2329台、NTT西日本管内が878台で、合計では3207台となっている。両社では、故障した公衆電話機のソフトウェアを更新し、順次復旧させるとしている。
関連記事
- 緑の公衆電話、2700台弱が故障
- ルータ2000台が3秒でダウン 「フレッツ」「ひかり電話」大規模障害
- NTT東、フレッツVPNに機器監視や障害通知を行うサポートメニューを追加
- ひかり電話対応ルータで不具合、IM使用などで発着信不能に
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.