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仮想空間でVoIPを活用した音声通話 3Diが「世界初」
3Diはオープンソースで開発した仮想空間プラットフォームで、VoIPおよびSIPを活用した音声通信に世界で初めて成功したと発表した。
ngi groupの子会社である3Diは2月5日、オープンソースで開発した仮想空間プラットフォームで、VoIP(Voice over IP)およびSIP(Session Initiation Protocol)を活用した音声通信に世界で初めて成功したと発表した。
オープンソースコミュニティの1つである「OpenSim」が作った仮想空間プラットフォーム「Jin-sei」内で、VoIPおよびSIPを使った音声通話に成功した。
「Second Lifeでも音声通話はできるが、Second Life内でしかやり取りができない。この成功を通じて仮想空間外の携帯電話などと音声で通話できるようになる」(同社担当)
今後はIPセントレックスやモバイルセントレックスへの展開や、音声通話サービスの拡充を目指す。
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