ニュース
NEC、マルチベンダーによるSAN環境の統合管理製品を発表
NECは、SAN環境を一元管理する「WebSAM Storage ControlCenter」の販売を開始した。
NECは2月7日、複雑で大規模なSAN(Storage Area Network)環境を一元管理するミドルウェア「WebSAM Storage ControlCenter」の販売を開始した。
EMCのストレージ管理ソフトウェア「EMC ControlCenter」をベースとしており、SAN環境内のストレージ、ファイバチャネルスイッチ、サーバを1つの画面から一元管理することができる。NECのiStorageにも対応したが、LUNマスキング(LUNのサーバへの割り当て)やゾーニング(FCスイッチに対する論理パスの作成)などの操作がGUIから行えないなどiStorageの利用時には制限もある。
同製品により、SAN構成の接続状況、パフォーマンス、稼働状態をビジュアルに表示できるとともに、自動リポート出力などを利用して運用効率を上げることができる。
価格は227万円から。今後5年間で130本の販売を目指す。
関連記事
- NEC、WebSAMに新たな「ナレッジ」を追加
NECとセゾン情報システムズは、共同で統合運用管理ソフト「WebSAM」にファイル転送ソフト「HULFT」のナレッジを追加して提供を開始する。 - NTTドコモ、NECのWebSAMでiモードシステムのDR対応を強化
- NEC、建機レンタル販売管理システムにWebSAMを組み込み
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.