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AOL、携帯アプリ開発のプラットフォームを発表
AOLがこの夏リリース予定のAOL Open Mobile Platformは、Linux、RIM、Symbian、Windows Mobileなどに対応。サードパーティーのAPIと組み合わせることもできる。
米AOLは2月11日、開発者向けに「AOL Open Mobile Platform」を提供する計画を明らかにした。携帯電話向けアプリケーションの開発と配布に必要なツールやソースコードなどで、この夏にリリースする計画。
AOL Open Mobile Platformは、米国で150機種以上の端末に利用されているAOLの技術を基にしたもの。XMLベースの次世代マークアップ言語と「超軽量」モバイル端末クライアント、アプリケーションサーバで構成され、BREW、Java、Linux、RIM、Symbian、Windows Mobileなどの各種プラットフォームやOSに対応する。
アプリケーションの開発に際しては、既に公開されているAIM、AOL Mail、MapQuest、WinampなどのAOLのAPIのほか、サードパーティーのAPIと組み合わせることが可能。また、AOLが「Platform-A」という総称で提供している各種広告配信リソースを利用することで、アプリから収入を得ることもできるという。
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