Googleは2月26日、日本と米国間の光海底ケーブルを共同で建設する協定をKDDIなどと締結したと発表した。
千葉県の千倉とロサンゼルスを結ぶ約1万キロの光海底ケーブル「Unity」を建設する。DWDM(高密度波長分割多重方式)技術を利用して最大7.68Tbpsまで容量を拡張できる。総建設費は3億ドルで、2010年1月〜3月の運用開始を予定している。
急増している日米間のインターネット通信や、大容量化の進む企業間の通信に対応する。アジアを結ぶ光海底ケーブルの「第2アジア・太平洋ケーブルネットワーク」などと接続することで、アジアと米国間の通信需要にも対応できる。
協定はKDDI、インドのBharti Airtel、マレーシアのGlobal Transit、香港のPacnet、シンガポールのSingTelと締結した。
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