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日立、コンテンツ用アーカイブストレージの管理機能を強化
電子メールや契約書などの長期保管に適したアーカイブストレージの管理機能を日立は強化する。同時に、シマンテックとの新たな連携サービスも提供する。
日立製作所は3月5日、電子メールや契約書などコンテンツの長期保管に適したアーカイブストレージ「Hitachi Content Archive Platform(HCAP)」の管理機能を強化したと発表した。
最新版は、ストレージの管理者権限を「システムの設定・変更」「コンテンツ検索機能利用」「アカウントの登録・削除」などの役割に細分化したほか、システムの稼働状況や管理者の操作(ログイン/ログアウト、設定変更など)の履歴を記録し、追跡や分析が可能となった。エラー発生時には履歴が自動的にログ管理サーバへ送信される。
同社は、シマンテックのコンテンツアーカイブ製品「Symantec Enterprise Vault」と連携した新サービスも提供する。これにより、より安全性の高いメールデータの保存、管理、検索が可能になる。
HCAPの価格は、シングルノード構成で1061万8860円から、クラスタノード構成で3146万8290円から。3月28日から提供を開始する。
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