米Mozilla Corporationの研究部門Mozilla Labsは3月7日、Webアプリケーションをデスクトップから実行するためのオープンソースプログラム「Prism」をアップデートした。
PrismはWebメールなどのWebアプリケーションを、ブラウザからではなくデスクトップから利用できるようにする。Mozilla Labsの実験的プロジェクトの1つで、現在はプロトタイプの段階。
今回のアップデートでは、新しいデスクトップ統合機能を加え、Firefox 3のアドオンとしてインストールできるバージョンも提供する。このほか、デスクトップ上でWebアプリを表すアイコンをユーザーが選べるようになり、各Webアプリをそれぞれ独自のプロファイルで実行できるようになる。
Firefox 3向けのPrismアドオン(バージョン0.2)およびスタンドアロン版Prism(バージョン0.9)はMozillaのサイトからダウンロードできる。スタンドアロン版はWindows、Mac、Linuxに対応する。
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