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OpenLiberty.org、Webサービスフレームワークのライブラリをβ公開
OpenLiberty.orgは、Webサービス認証フレームワーク仕様のクライアントライブラリをβ公開した。
オープンソースのIDアプリケーション開発を支援するOpenLiberty.orgは現地時間の3月10日、Webサービス認証フレームワーク仕様「Liberty Identity Web Services Framework(ID-WSF)2.0」のクライアントライブラリをβ公開した。
公開した「OpenLiberty-J」は、標準規格に準拠するWebアプリケーションの開発と導入を支援するもの。開発者はID-WSFのセキュリティ機能およびプライバシー保護機能を、認証管理機能が必要となるサービス指向アーキテクチャ(SOA)環境や、PCおよびモバイル機器上のアプリケーションに組み込めるようになる。
OpenLiberty-Jは、J2SE(Java 2 Platform Standard Edition)、オープンソースのXML、SAML(Security Assertion Markup Language)、Internet2のShibbolethプロジェクトが提供するOpenSAMLなどのライブラリが基になっている。
OpenLiberty.orgのサイトからダウンロードできる。
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