ニュース
Zend Framework最新版が公開 GoogleのAPIなどに対応
Zend Technologiesは、PHPアプリケーションを構築する開発フレームワーク「Zend Framework」の最新版を公開した。
Zend Technologiesは米国時間の3月17日、PHPアプリケーションを構築する開発フレームワーク「Zend Framework」の最新版を公開した。
公開したのは「Zend Framework 1.5」。Atom 1.0とRSS 2.0フォーマットに基づいてWeb上のデータを処理できるプロトコル「GData」(Google Data API)およびYouTube用のAPIに対応した。認証技術では、共通のユーザーIDを複数のWebサービスで使えるようにする「OpenID」、オンライン認証管理技術の「Windows CardSpace」などに対応した。Ajax対応も強化している。
同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。4月にリリース予定のLinuxディストリビューション「Ubuntu 8.04 LTS」に同梱される見込み。
関連記事
- 第1回 PHP開発でZend Frameworkを知らないだなんて嘘ですよね?
Zend Frameworkは、MVCアーキテクチャを構成し、各種コンポーネントを組み合わせることで効率的なPHPアプリケーションを構築できるフレームワークで、PHP用フレームワークの本命と呼ばれている。本稿では、Zend Frameworkについて、その機能と各種コンポーネントの使い方を解説する。 - 第2回 Zend Frameworkの各コンポーネントを一気に制する
前回は、Zend Frameworkの概要とその導入方法について説明しました。今回は、各コンポーネントの使用方法について紹介していきます。 - 第3回 ブログツールで学ぶ実践的Zend Frameworkの使い方
今回は、Zend Frameworkで構築されたブログツールを題材にして、実際にZend Frameworkに備わる機能や使い方を解説します。題材とするブログツールは、Alexatnet.comで提供されている「Alex@Net Blog」です。 - 最終回:「ソースは明かせない……」――ソースコードをバイナリ/難読/暗号化する
PHPはスクリプト言語であるため、PHPでアプリケーションを作成して配布すると、ソースコードが読める状態になってしまいます。今回は、PHPのソースコードをバイナリ/難読/暗号化する「Zend Guard」を紹介します。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.