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NEC、システム開発支援ソフトの新版を発売
NECは、システム開発を支援するソフトウェアの最新版「SystemDirector Enterprise V4.0」を発売した。
NECは3月26日、システム開発を支援するソフトウェアの最新版「SystemDirector Enterprise V4.0」を発売した。
最新版では、SystemDirector Enterpriseの設計・分析手法を標準化し、新たにサービス設計手法として提供する。設計物の流用性が高まり、段階的にシステムを拡張したり新しいシステムと連携したりできるようになる。
内部統制機能も強化している。内部統制における文書化を支援するツール「iGrafx FlowCharter 2007 SOX+」で作った業務フローの図を、SystemDirector Enterpriseのフロー図に変換できるようになった。内部統制とシステム開発の工程で起こる重複作業を減らせる。
ソフトウェアの構想から廃棄までの作業項目を規定する「共通フレーム2007」に準拠したことで、業界標準のシステム開発が可能となった。携帯電話やPDAなどを利用できるシステムを構築するソフトウェア部品も提供する。
価格は開発環境基本セットが500万円から、実行環境ライセンスが8000円から。4月16日から出荷を開始する。
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