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F-Secure、アジアで携帯電話のマルウェア対策サービスを強化
F-Secureは、香港の携帯電話大手CSLと業務提携し、スマートフォン端末利用者などを対象にマルウェア対策サービスを提供する。
フィンランドのセキュリティ企業F-Secureは4月1日、香港の携帯電話サービスCSLと業務提携し、携帯電話セキュリティ対策サービス「F-Secureモバイルセキュリティサービス」を提供すると発表した。
同サービスは、ショートメッセージサービス(SMS)や無線LAN、Bluetooth、外部記録メディアなどを媒介して感染するマルウェアの脅威から携帯電話端末を保護するもの。アンチウイルスとパーソナルファイアウォール機能を提供する。利用者は、端末のソフトウェア更新機能を利用して、最新のパターンファイルのダウンロードなどができる。
CSLは、マルチメディアコミュニケーションサービス「One2Free」と「1O1O」の利用者に同サービスを提供する。当初は無償提供し、試用期間後に有償で月額課金する予定。Symbian S60(スマートフォン第2〜3版)、Windows Mobile 6 Professional Edition、Sony Ericsson UIQを搭載する端末で利用できる。
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