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RIM決算、売上高・純利益とも倍増
Research In Motionの12〜2月期決算は、引き続きBlackBerryが好調で増収増益。3〜5月期も明るい見通しを持っているという。
カナダのResearch In Motion(RIM)が4月2日発表した同社第4四半期(12〜2月期)決算は、売上高は18億8000万米ドルで前年同期比102%増、純利益は同120%増の4億1250万ドル(1株当たり72セント)だった。
同四半期中の端末販売台数は440万台で、BlackBerryの新規加入者数は218万人。同四半期末時点での累計加入者数は1400万人を超えた。
通年では、売上高は60億1000万ドルで前年比98%増、純利益は12億9000万ドル(1株当たり2.26ドル)で105%増。年間の端末販売台数は1400万台に達した。
共同CEOのジム・バルシリー氏は「引き続き力強い1年を報告できてうれしい」とコメント。「RIMおよび業界の展望は、今まで以上にエキサイティングだ」との見方を示している。第1四半期(3〜5月期)の見通しについて同社は、売上高を22億3000万〜23億ドル、1株当たり純利益を82〜86セントと予測。BlackBerry新規加入者数は約220万人とみている。
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