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ディーバ、データ連携によりEDINETのXBRL導入に対応
ディーバは、プロネクサス、宝印刷、3CCの各システムとデータ連携を開始し、金融庁の「EDINET」へ提出する四半期報告書の作成を効率化できるようにする。
連結経営会計サービスのディーバは4月7日、同社が提供する連結会計システム「DivaSystem」と、プロネクサスおよび宝印刷、スリー・シー・コンサルティング(3CC)の各システムとの間でデータ連携を始めると発表した。4月から上場企業に求められるようになるXBRLデータでの四半期報告書作成を支援する。
DivaSystemと連携するのは、開示書類作成システムであるプロネクサスの「EDITS」および宝印刷の「X-Editor」、3Cの「決算報告エクスプレス」。各システム間で、金融庁の電子開示システムである「EDINET」とEDINETで利用されるXBRLデータの連携を可能にする。
この連携により、DivaSysytemで収集し処理した財務情報を、そのまま各システムを介して金融庁へ報告できるようになり、情報開示の早期化や書類作成を効率化できるという。書類作成に伴う個別に対応していた情報の処理や、表記ミスなどリスクを大幅に削減するメリットがある。
金融商品取引法に基づいて、上場企業などでは4月から6月を第1四半期とする四半期報告書からEDINETへの報告が義務付けられた。ディーバよれば、金融庁に報告が必要な企業の大半が有価証券報告書の印刷などでプロネクサスや宝印刷のシステムをすでに利用しており、この連携で幅広いユーザー企業にメリットを提供できるとしている。
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