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Intel、中国向け投資で5億ドルのファンド設立
Intel Capitalが、2005年に設立した最初の中国ファンドの2倍以上の規模となる2件目のファンドを立ち上げ、テクノロジー企業への投資を強化する。
米Intelの投資部門Intel Capitalは4月8日、中国向けとしての2件目の投資ファンド「Intel Capital China Technology Fund II」の立ち上げを発表した。ファンドの規模は5億ドルで、最初に設立した中国ファンドの2倍以上。主な投資先として、ワイヤレスブロードバンドやメディア、通信、「クリーン技術」などの分野を挙げている。
Intel Capitalは1998年以来、中国と香港で70社以上に投資。2005年に設立した2億ドルのファンドは、Neusoft Group、Supcon Group、A8 Musicなどへの出資に充てられた。
Intel Capitalは、中国での2件目のファンド設立について「当社の10年間の活動を祝う、理想的な方法」とコメント。「最初のファンドの成功を踏まえ、当社の取り組みを新たにするのにふさわしい時だ」としている。
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