ニュース
日本IBM、マツダとの戦略的アウトソーシング契約を5年延長 人材育成に評価
マツダはITに強い従業員を育成できるとして、日本IBMと締結していたアウトソーシング契約の延長を決めた。
日本IBMは4月22日、マツダと締結していた戦略的アウトソーシングの契約を、2015年まで延長すると発表した。
同契約では、日本IBMがマツダの情報システムを開発・運用する。マツダの業務を購買、生産、販売などに分け、日本IBMの子会社である日本IBM中国ソリューションがマツダの情報システム部門と連携して、各領域でのIT活用を進めていく。
契約を延長するにあたり、人材育成の点が評価を受けたという。現場を担当するマツダの社員は日本IBM中国ソリューションでITの教育を受けることができる。SOA(サービス指向アーキテクチャ)やセキュリティなどの仕組みを教えることで、ITに強い人材を育成していく。
「機器やアプリケーションの保守に加え、人材育成までを含めた幅広い対象を扱う点が評価された」(日本IBM広報)という。
関連記事
- インドや中国などから最適な人材を日本に投入--IBMのGBSが戦略発表
日本IBMは、世界中で展開する「グローバルデリバリーセンター」を活用し、日本の顧客に対するサービスの品質向上や、社内の人材育成に注力する。 - 日本IBM、2015年に向け金融ビジョン実現のロードマップを発表
日本IBMが金融業界の変革を実現するためのロードマップを発表。4つのポイントを踏まえた業務システムを提案。 - 日本IBM、新サーバプラットフォーム「IBM Power Systems」を発表
IBMは、2月に発表された次世代データセンター構想を具体化するサーバプラットフォームを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.