アシストは4月28日、第四世代言語に対応し、直感的な操作で開発ができるソフトウェア「PowerBuilder」の最新版を発売した。
「Sybase PowerBuilder 11」と呼ぶ最新版では、日本語の対応と.NETとの連携強化を図った。PowerBuilderで開発したアプリケーションを、.NETアプリケーションやASP.NETアプリケーションとして作成し、配布できる。画面イメージを持たないオブジェクトをWebサービスとして配布することも可能となっている。
PowerBuilderは、COBOLなどの第3世代言語の次となる第四世代言語を使い、マウスを用いた直感的な操作で開発ができるツール。これまでにC/C++言語やJava環境などのシステムと連携できるよう、機能を強化している。
価格は外部のデータベースサーバに接続できる「PowerBuilder Enterprise for Windows」が53万円(税別)、ローカルのデータベース管理システムと接続可能な「PowerBuilder Desktop for Windows」が5万2000円(税別)となる。2008年末までに500社への販売を目指す。
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