コンテンツ配信サービスのAkamaiは、ファイルダウンロード管理ツール「Akamai Download Manager」に深刻な脆弱性が発見されたとして、この脆弱性に対処するパッチを公開した。
セキュリティ企業Secuniaのアドバイザリーによれば、攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、ユーザーに悪質なサイトを閲覧させ、悪質なプログラムをユーザーのシステムにダウンロードさせたり、実行したりできるようになるため、ユーザーのシステムが乗っ取られる恐れがある。
Akamaiは、バージョン2.2.3.5でこの問題に対処した。それよりも前のバージョンに脆弱性が存在している。リスクレベルは5段階で上から2番目に高い「Highly critical」となっている。
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