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日本IBM、金融業界のSOA推進を目指すコミュニティーを設立:約20社が参加
サービス向上と情報システムの効果的な利用を目指し、約20社の参加企業に事例紹介などを行っていく。
日本IBMは5月16日、「IBM金融SOAコミュニティー」を5月15日に設立したと発表した。金融業界でのSOA(サービス指向アーキテクチャ)の促進を目指すもので、参加企業同士で情報交換などができる。
同コミュニティーは、顧客のサービス向上と情報システムの効果的な利用を目指し、SOAの研究や事例紹介、情報交換などを行うもの。年2回の総会を開き、日本IBMが最新の技術情報などを提供する。参加企業が検討テーマを決められる個別分科会も開催する。
日本IBMの基幹システムを利用している企業を中心に、銀行、証券会社などの金融機関約20社が参加している。日本IBMが取り組む2015年に向けた金融ビジネスとビジョンの策定を達成するための組織という。
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