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CA、バックアップ製品「ARCserve Backup」の脆弱性に対処:リスクは高レベル
「ARCserve Backup」に複数の脆弱性が存在する。リスクは「高」レベル。
セキュリティ企業のCAは5月19日、企業向けバックアップ製品「ARCserve Backup」の脆弱性に対処するパッチを公開した。
CAのアドバイザリーによると、脆弱性は複数あり、悪用されるとサービス妨害(DoS)状態を誘発したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。リスクは「高」レベルにランクされている。
影響を受けるのはARCserve Backup(旧BrightStor ARCserve Backup)r11.5/r11.1/r11.0、Server Protection Suite r2、Business Protection Suite r2、Business Protection Suite for Microsoft Small Business Server Standard Edition r2/Premium Edition r2の各製品とバージョン。
CAはそれぞれ脆弱性修正のアップデートを公開し、適用を呼び掛けている。
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