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CitrixとAkamai、Webアプリケーション配信事業で提携コンテンツ配信の2強がタッグ

CitrixとAkamaiはコンテンツ最適化技術とネットワーク基盤を活用してWebアプリケーションの高速化を図る。

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 米Citrix SystemsとAkamaiは5月21日、Webアプリケーション配信事業で提携すると発表した。企業が利用するWebコンテンツの高速化を図り、データセンターの効率的な運用や社員の生産性向上などを実現できるようになる。

 提携では、CitrixのNetScalerによるコンテンツ最適化技術とAkamaiのアプリケーション高速配信ネットワークを連携させることで、データセンターとエンドポイント間における通信を高速化する。

 両社はマーケティングやサポート、サービスでも連携し、両社の販売網を通じたソリューション販売やシステムインテグレーター支援を行う。ユーザー企業にはトラフィックなどに関するリポートやオンラインコミュニティーを通じたノウハウ情報、サポートを提供する。


Akamaiのサービス網を使った場合とそうではない場合のパフォーマンスの違い

パンディア氏

 提携に際して行った配信実験では、Oracle eBusiness Suiteを利用した場合で6割程度の高速化が確認され、特に中東・欧州エリアやアジア・太平洋エリアでは2倍近くになったという。

 提携発表で来日したAkamaiプロダクトラインディレクターのパリマル・パンディア氏は、「われわれのサービスを利用することで、企業はデータセンター運営の効率化、社員の生産性向上などのメリットを得られ、Webアプリケーションの投資効果をさらに引き上げられるだろう」と述べた。

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