ニュース
NECビッグローブがセキュリティ診断サービス 検査報告書を発行:SCSが診断
NECビッグローブが提供するホスティングサービスのシステムを住商情報システムが第三者の立場で診断し、検査報告書を発行する。
NECビッグローブは5月22日、住商情報システム(SCS)と提携し、企業ユーザーが利用するホスティングサービスの安全性を調べるサービスの提供を開始した。
同サービスは、NECビッグローブの「BIGLOBE Webホスティングサービス」を利用している企業に対し、ホスティングサービスのサーバやネットワークを診断するもの。ホスティングサーバのOSや各種設定、パッチの適用状況などをSCSが第三者の立場で診断し、検査報告書を発行する。
サービスの名称は「検査報告書発行サービス」という。ホームページなどのWebアプリケーションに対してセキュリティ診断を行う「アプリケーション診断サービス」も併せて提供する。データベースへの不正アクセスやWebサイトの改ざんなど、危険性の有無を調べられる。
2社は今後3年間で100社への提供を目指す。
関連記事
- IPA、情報セキュリティ対策ベンチマークの最新版公開
自社のセキュリティ対策はどのような水準にあるのか? IPAは客観的な判断を行う上で最適なベンチマークサービスをバージョンアップした。 - 「セキュリティ対策を回避する攻撃が急増」――ラックのリポートから
ラックは、2007年の国内のインターネット脅威動向をまとめた「JSOC侵入傾向分析レポートVol.10」を発表した。 - 脆弱性診断はオンデマンドに――米Qualysが日本法人を設立
情報システムの脆弱性診断サービスをSaaS方式で展開する米Qualysは、日本法人を設立した。 - ラック、情報システムのセキュリティ診断サービスをSaaSで提供
ラックは、企業の情報システムのセキュリティ状態を包括的に診断する「コンプライアンス管理サービス」をSaaS方式で提供する。 - マネックス証券がRSAのリスク診断サービスを採用 国内初
RSAセキュリティは、マネックス証券がセキュリティ認証サービス「RSA Adaptive Authentication for Web」の導入を決定したと発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.