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Web 2.0の海に飛び込むエンタープライズミレニアル世代が行く(5/5 ページ)

eWEEKが独自に実施した調査では、企業でのWeb 2.0技術の配備は主として社内利用に限定されている。最大の懸念はセキュリティであるようだ。

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Web 2.0の費用

 Forresterの報告書によると、今日のエンタープライズWeb 2.0市場の規模は小さいが拡大中である。

 企業のWeb 2.0への投資は2008年に7億6400万ドルに達する見込みだが、向こう5年間で投資が急速に拡大し、同期間中に投資額がさらに38億ドル増えると予想されている。

 もちろん、多数のWeb 2.0アプリが無償で提供されているが、eWEEKの調査では、「無償アプリの利用によるITコストの削減」がWeb 2.0を導入する最大(あるいは2番目)の理由であるとしたのは、回答者の15%にすぎなかった。

 Forresterの調査報告書も、ソフトウェアベンダーにとって「企業で利用するWeb 2.0にお金を払う人がいるのか」ということが重要な問題になっていると指摘している。

 「ベンダーは3つの課題に直面している:IT部門は、セキュリティが欠如したコンシューマー品質の技術であると見なされるものに対して警戒心を抱いている。コンシューマー側は、広告で支えられたWeb 2.0ツールは“無償”だという条件を出発点として設定した。そしてWeb 2.0技術は、レガシーソフトウェア資産で混雑する領土に進出しているのだ」(同報告書)

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