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NotesやSalesforceから地理情報を利用 マジックソフトがEAI技術
地理情報サービス「GeOAP」の情報を「Lotus Notes/Domino」や「Salesforce」から利用できるようになる。
マジックソフトウェア・ジャパンは5月27日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)型の地理情報システムとNotesなどの業務システムを連携するEAI(企業アプリケーション統合)技術を、東京ガス・エンジニアリングに提供したと発表した。
マジックソフトウェア・ジャパンのEAI製品「Magic jBOLT」のアダプタを使うことで、東京ガス・エンジニアリングのSaaS型地理情報サービス「GeOAP」と業務システムをつなぐことが可能となる。「Lotus Notes/Domino」や「SAP ERP」「Salesforce」など50種類以上の業務システムから地理情報を利用できるようになる。
Magic jBOLTのアダプタとテンプレートを利用することで、Webサービスのデータ連携に詳しくない技術者でも、地理情報を組み込んだ業務システムを短期間で構築できるという。業務アプリケーションからGeOAPの地図情報を利用する場合、GeOAPのAPIを使ってサービスを呼び出すプログラムを開発する必要があった。
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