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会津若松市、e-ラーニングでOpenOffice.orgの職員研修:2時間で学べる
庁内のPCにOpenOffice.orgを導入することを発表した会津若松市は、その職員向け研修にアシストのe-ラーニングを採用した。
会津若松市は5月28日に庁内のすべてのPCにオープンソースソフトウェア「OpenOffice.org」を導入すると発表した。続いて5月30日には、OpenOffice.orgの職員研修用にアシストのe-ラーニングシステムを採用し、研修を開始していることをアシストが明らかにしている。
会津若松市が採用したe-ラーニングコンテンツは、アシストがOpenOffice.org支援サービスとして販売しているコンテンツ「OpenOffice.org入門(eラーニング版)」だ。初めてOpenOffice.orgを使う人を対象とし、OpenOffice.orgの基本操作から代表的な機能である表計算(Calc)、ワープロ(Writer)、プレゼンテーション(Impress)の使い方を基本から学ぶことができる。また、アシストが社内にOpenOffice.orgを導入した経験をもとに、特に便利な機能や質問の多かった点などを中心に解説している。
会津若松市総務部情報政策課副主幹の本島靖氏はe-ラーニングシステムについて「Microsoft Officeとのメニューの位置の違いなどを基本から学ぶことができ、解説や操作が簡単だった。2時間という短時間でOpenOffice.orgの使い方を理解できる」と話している。また「職員の間で研修の評判は良い」と本島氏は話している。
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