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ジュニパーとベリサインが協業、エンドポイントサービスに個人認証を追加
エンドポイントセキュリティに電子証明書による認証を合わせ、社内外からのアクセスを管理する機能を充実させる。
ジュニパーネットワークスと日本ベリサインは6月10日、エンドポイントセキュリティ分野で協業したと発表した。
2社は協業により、エンドポイントセキュリティに電子証明書による認証を加えたサービスを提供する。エンドポイントセキュリティは、ネットワークに接続するPCを検査する検疫ネットワークと、アクセスに対してポリシーに応じた制御をするアクセスコントロールによって実現する。
ジュニパーネットワークスの統合型アクセス管理サービス「Unified Access Control」(UAC)と、日本ベリサインの認証局構築サービス「ベリサイン マネージドPKI」を組み合わせる。
UACは、本人確認とネットワークへの不正なアクセスを防ぎ、適切なネットワークへのアクセスのみを許可できる。個人認証やデバイス認証にはベリサイン マネージドPKIを活用する。
ジュニパーネットワークスは「インフラネット・コントローラー4000/6000」(オープン価格)を、日本ベリサインはベリサイン マネージドPKI(個別見積)を、両社のパートナー企業を通じて販売する。
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