ニュース
ゲーム感覚で全社的なCO2削減 「Eco Style」発売:社員の環境活動を見える化
個々の環境活動にポイントを付与して、全社的なCO2削減ができるパッケージ製品「Eco Style」が発売された。身近な問題として考えにくいCO2削減を見える化することで、ゲーム感覚で環境活動に貢献できるようになる。
Beat Communicationは6月16日、企業の二酸化炭素(CO2)削減を支援するパッケージ製品「Eco Style」を発売した。
Eco Styleは、CO2の削減量に応じてポイントを付与する製品。あらかじめ設定してあるエコに関する行動リストから好きなものを選んで実行すると、削減量に応じたポイントが付与される。削減量をポイントで表すことで、社員同士でポイント数を競い合うといった“ゲーム感覚”で環境活動に取り組めるのが特徴だ。
マイページには、エコアイテムやリサイクル製品、獲得したポイント数、ポイントのランキングなどが表示される。リサイクル製品を貸したり譲ったりできる機能、環境情報を公開する機能なども備えている。
会社全体の環境活動を目標ポイント数として設定できる機能も持つ。各社員がこれらの項目に沿って環境活動を実施すると、会社全体の目標ポイントとして加算される。全社的な環境活動に参加するという社員の意識を高めるようにした。
価格は500ユーザーまでの場合、月額12万円。500ユーザー以上は個別見積もりとなる。ASP(ソフトウェアの期間貸し)形式で販売する。1年間で300社への販売を目指す。今後は、同社の提供する社内SNSとの連携を図るとしている。
関連記事
- 洞爺湖サミットへ出展:「グリーンITの先導役に」――グリーンIT推進協の庄山新会長
グリーンIT推進協議会の新会長に就任した庄山悦彦氏(日立製作所会長)は、海外のグリーンIT推進団体との連携を強化する方針を発表した。 - 日立電子サービス、CSR報告書2008を発表
日立電子サービスは、2007年度のCSR(企業の社会的責任)活動をまとめた「日立電子サービスCSR報告書2008」を同日付けで発行した。 - 日本語版HPも開設:The Green Gridの日本支部が設立、国内に環境活動をアピール
データセンターの省電力化などに取り組む業界団体「The Green Grid」の日本支部が設立。日本語版ホームページの開設などを通じ、国内での環境活動を推進していく。 - 気になる企業のCSR活動が分かる検索 NTTレゾナントが提供
NTTレゾナントは、インターネット上のCSR(企業の社会的責任)情報を検索できる「CSR検索」の提供を開始した。 - アイレップ、企業環境活動のPRを支援するサイトを開設
アイレップは、企業における環境活動のPRを支援する環境情報サイト「エコライフ」を開設した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.