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Top500リスト、日本勢は東大のシステムが16位に
スーパーコンピュータTop500リストで、日本勢は東大、京大、筑波大のシステムが上位に入った。地球シミュレータは49位だった。
6月18日に発表されたスーパーコンピュータTop500ランキングで、日本勢は最高で16位を獲得した。
16位に入ったのは東京大学のT2Kクラスタ。東大、筑波大学、京都大学が共同策定した「T2Kオープンスパコン」仕様に基づいて日立が構築したシステムで、性能は82.98TFLOPS。その次は、同じくT2K仕様に基づいた筑波大のシステムが20位にランクインしている。Appro Internationalが構築し、性能は76.46TFLOPS。
このほか、NECとSunが構築した東工大のTSUBAME(67.7TFLOPS)が24位、富士通が構築した京大のT2K仕様ベースのシステム(50.51TFLOPS)が34位に入っている。2002年から2004年7月まで首位だったNEC製の地球シミュレータは今回49位だった(35.86TFLOPS)。
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