ゆうちょ銀行は、インターネットバンキングのフィッシング詐欺対策として、RSAセキュリティのフィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction」を採用し、6月12日から利用を開始した。RSAセキュリティが6月18日に発表した。
ゆうちょ銀行は、個人向けのネットバンキング「ゆうちょダイレクト」を提供している。ネットバンキングのセキュリティ強化の取り組みの中で、フィッシングサイト対策として、RSA FraudActionの採用を決めた。RSA FraudActionは世界中のフィッシングサイトを監視し、フィッシングサイト出現の連絡を受けるとそのサイトの閉鎖を試みるサービス。世界185カ国で8万サイト以上の閉鎖実績があるという。
ゆうちょダイレクトは5月にはEV SSL証明書を導入するなど、セキュリティの強化に取り組んでいる。
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