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5営業日で内部統制の評価フェーズを診断 豆蔵がツール発売:簡易診断が可能に
豆蔵は、監査法人などに依頼すると通常2、3カ月かかる「評価フェーズ」の診断を5営業日で行うツールの提供を始める。
豆蔵は6月23日、内部統制構築プロジェクトの評価を診断する「プレ診断キット」を6月25日に発売すると発表した。
同ツールは、内部統制の運用状況を簡単に診断するもの。キットに含まれている評価用質問シートに記入して豆蔵に提出すると、5営業日以内に「プレ評価診断書」と評価コメントを記したサンプル文書が返ってくる。「監査法人などに依頼すると通常2、3カ月かかる評価期間を短縮できる」(豆蔵)のが特徴だ。
評価用質問シートには、内部統制の構築、コンプライアンスや文書化の状況、内部統制の評価の範囲などを聞く項目がある。質問項目は57で選択形式と記述形式に分かれている。
参考価格は65万円。プレ診断を基にしたコンサルティングサービスの提供も開始するという。
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