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マイクロソフト、車種紹介サイトにSilverlightを採用:高画質なGT-Rを体験
マイクロソフトは最新車種紹介サイトの構築にSilverlightを採用した。高画質な自動車情報を動画などで配信する。
マイクロソフトは6月25日、同社の最新車種紹介サイト「マイクロズーム【DEEP】」の構築に、Webブラウザ用のプラグイン「Microsoft Silverlight」を採用したと発表した。
マイクロズーム【DEEP】は、人気の高い車種をユーザーに紹介する動画コンテンツで、試乗リポートの動画、車体や内外装、エンジンルームなどの写真を掲載している。ポータルサイト「MSN」の自動車関連情報チャンネル「MSN自動車」内に開設している。
同コンテンツの作成には、Silverlight 2 beta2の機能で、複数の解像度を持つ画像を階層的に管理し、ユーザーの操作に応じて任意の画像を表示させられる「Deep Zoom」を活用。車体の形状や色彩を忠実に表現できたという。ユーザーは、Silverlight 2プラグインをインストールすると、Webブラウザ上で高精細な動画や画像を閲覧できる。
Silverlightで作成したコンテンツとして、GT-Rの各機能やパーツを解説するNISSAN GT-R徹底解剖」、GT-Rの試乗体験を紹介する「NISSAN GT-R試乗レポート」などがある。
Silverlightは、ビデオやアニメーションなどをWebブラウザ上で実現する技術。Webブラウザにプラグインしてインストールすると、Silverlightに対応したコンテンツを利用できる。
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Silverlightの最初のリリースはインターネットビデオを扱うものだが、最終目標はWindowsを「RIA(リッチインターネットアプリケーション)の開発、実行をするための最高のプラットフォームとすることだ。
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