シスコ、WAASソフトなどの新製品群を発表:Windows Server 2008を統合
シスコシステムズは、アプライアンスにWindows Server 2008を統合する「Cisco WAASソフトウェア リリース4.1」などのソフトウェア新製品を発表した。
シスコシステムズは6月26日、同社製アプライアンスにMicrosoft Windows Server 2008の機能を統合する「Cisco WAAS(Wide-Area Application Services)ソフトウェア リリース4.1」やスイッチの処理能力を向上する「Cisco ACE 4710用ソフトウェア リリース3.1」などのソフトウェア製品を発表した。
Cisco WAASソフトウェア リリース4.1は、ブランチオフィス向けソリューションとしてWindows Server 2008などのサービスをCisco WAASアプライアンスに統合する。これにより、ハードウェア要件の軽減に伴う導入の簡素化やMicrosoft Exchange、Webアプリケーション、ビデオ、集中プリンティング、UNIX/Linuxファイルシェアリングの各アプリケーション向けに専用のアクセラレーション機能を提供する。
Cisco ACE 4710用ソフトウェア リリース3.1は、スイッチの処理能力をスループットで最大4Gbps、圧縮で最大2Gbpsまで拡張するもの。1Gbpsから4Gbpsまでの拡張ができるライセンス体系を導入し、将来のトラフィックの増加に計画的に対応できるという。さらに、ユニファイドコミュニケーションや情報共有型サービス、ビデオアプリケーションにおける仮想的なロードバランシング機能やセキュリティ機能を利用できるようにしている。
ネットワーク管理プラットフォーム向けソフトウェアの最新版「Cisco VFrame Data Center ソフトウェア リリース1.2」では、VMwareのESXサーバと連携し、VMware環境でのプロビジョニング機能を提供する。
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