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インド人技術者を日本国内の製造業に紹介 エン・ジャパン:日本語や文化を研修
エン・ジャパンは、日本国内の製造業向けに、インド人エンジニアの採用支援サービスを8月に開始する。
求人情報サービス会社のエン・ジャパンは7月11日、日本国内の製造業向けに、インド人のエンジニアの採用支援サービスを8月に開始すると発表した。
同サービスは、インド人のエンジニアに日本語や文化、ビジネスマナー、生活習慣などの研修を実施し、日本国内の企業に派遣、紹介するもの。ビザの取得や来日後の住居手配や日常生活まで含めて支援する。
人材の派遣、紹介には、インドおよび日本間で人材派遣、教育研修、オフショア開発などを展開するソフトブリッジソリューションズジャパンと業務提携する。
日本の製造業は、高い技術力を誇る一方で、少子化や理系学生の減少により、質の高い優秀なエンジニアが不足している。製造業のグローバル展開が増え、技術力と語学力を持ったエンジニアを求める企業が増えているが、機械系、電機系、制御系といった製造業の技術分野では、外国人の活用が進んでおらず、人材の確保が困難になっている。
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