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オープンソースCMSのプラグインにXSSの脆弱性:任意のスクリプト実行の恐れ
オープンソースのCMS「Geeklog」の掲示板プラグインにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見された。
情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERTコーディネーションセンターは7月25日、オープンソースのCMS「Geeklog」の掲示板プラグインである「Geeklog Forum Plugin」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が見つかったとして、JVN(Japan Vulnerability Notes)に情報を公開した。
この脆弱性は、検索機能で使用するJavaScriptのフィルタリング処理に起因するもので、悪用されるとリモートから任意のコードを実行される可能性がある。
対象となるのはGeeklog Forum Plugin 2.7 およびそれ以前。脆弱性に対処したGeeklog Forum Plugin 2.7.1が公開されており、IPAではユーザーにアップデートを呼びかけている。
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