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Microsoftのオープンソース計画本格的な取り組みへ(2/2 ページ)

MicrosoftはApache Software Foundationの主要スポンサーになった。さらに同社は、プロトコルとフォーマットをロイヤルティフリーのライセンスで提供している。これらは同社の本格的なオープンソース戦略推進の一環である。

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 「スタック全体という意味でいえば、OSとデータベースに加え、PHP内のサブスタック、さらにはデータアクセスのためのADOdbのような基盤が用意された。そして将来的には、写真の共有、掲示板、コンテンツ管理システムなどのアプリケーションレイヤの分野でもさらに貢献するつもりだ」(同氏)

 ADOdbはPHPとPython用のデータベース抽象化ライブラリで、MicrosoftのActiveX Data Objectsと同じコンセプトに基づく。開発者はADOdbを利用することにより、情報を格納する基盤データベースの種類にかかわらず、一貫性の高い手法でアプリケーションを記述することが可能になる。このため、データベースを変更してもアプリケーション内であらゆるコールを書き直さなくても済むというメリットがある。

 ラムジー氏によると、MicrosoftがGPL2パッチを初めて提供したことは「非常に重要な出来事」だという。「プロジェクトを保護すると同時にMicrosoftを保護するようなやり方を考え出すのに長い時間がかかった。IBMもこの10年間で幾つかの方法を見つけ、実践してきた。そしてMicrosoftもその方法を考え出したのだ」

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