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KDDI、「CPA」の新料金プランを発表――接続する端末数に応じて課金
KDDIは、auケータイから企業内LANに接続できるリモートアクセスサービス「CPA(cdma Packet Access)」の新料金プランを発表した。接続するID数に応じて課金し、10IDまでの基本料金は無料。
KDDIは8月19日、au携帯電話から企業内LANに接続できる法人向けリモートアクセスサービス「CPA(cdma Packet Access)」の新料金プランを発表した。8月20日から提供を開始する。
従来は、契約回線の速度に応じた基本料金(3万1500円から)しか選べなかったが、新料金プランでは接続する端末(au携帯電話)の数に応じて基本料金が決まる。1ID〜10IDまでは無料、10IDを超えた場合はIDの利用数に応じた基本料金(525円/ID)となり、小規模な企業ネットワーク構成でもリモートアクセスが手軽に利用できる。
なお、ネットワークにはKDDIのIP-VPNを利用し、さらにRADIUS認証代行サービス、端末認証サービス、カスタマコントロールサービスを利用することが条件となる。また、付加サービスとして、データ通信速度を高速化するデータ快速オプションと、セキュリティの低いPCを社内ネットワークに接続させないセキュアコンタクトサービスなども用意している。
新プランでは、基本料金のほかに初期費用として、アドレス設定関連工事費(5250円/1工事)、カスタマコントロール設定工事費(5250円/1工事)、IP-VPNの工事が必要。また負荷サービスを利用する場合は、別途工事がかかる。
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