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ショタ社長、海外に乗り出すの巻――サイボウズ青野さんに会った:有馬あきこのはじめましてインターネット(2/2 ページ)
「仕事は面白くなければいけない」が信条のサイボウズ青野社長に会ってきました。彼の言う“面白さ”の中に、ユーザー満足につながるヒケツがあるようです。
有馬 以前かけていたメガネを外して、若返りましたね。
青野 そうですか? 今年で37歳になりました。
有馬 初対面の時から、全然変わっていないですよ! 以前、サイボウズ社員の方と打ち合わせしていた際、話の流れで“ショタコン”という言葉を使ったのです。「どういう意味ですか?」と聞かれたので、「“鉄人28号の正太郎君コンプレックス”が語源。短パンはいた男の子に萌えちゃうことですよ」と説明したら、社員の方、「ウチの社長だ!」と(笑)。
青野 確かに、若く見られることは多いです……。
サイボウズのこれから
有馬 お仕事的には、今年はどのような展開を?
青野 今までのサイボウズは中堅中小企業向けの製品が中心でした。加えて、大企業向けエディションへの要望が大きくなっています。そこで、1万人以上のユーザーをカバーするガルーン2.5をリリースしました。海外市場への展開も視野に入れています。
有馬 競合的にも、サイボウズかExchangeか、はたまたNotesかというところですものね。
青野 最近、怖いんですよ……。
有馬 え〜、青野さんに怖いものなんてないでしょう?
青野 「日本には“サイボウズ”という競合が存在する」とMicrosoftのスティーブ・バルマーにバレたらしくて。気付かれたくなかったんですが(笑)。
「仕事は面白くなければ!」という教訓を語ってくれた青野さん。先日テレビ番組で「オヤジギャグ講座」に出演していました……。有言実行とはこのことか。
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ブログにmixi、ケータイ、Wiiと、もはや生活の一部になっている、インターネット。でも10数年前は、そんなこと想像もできなかったですよ。PC-9801シリーズからMacへ移行、PC-VANやニフティサーブなどのパソ通にハマり、そしてインターネットに初めて触れたのが1994年。この10数年の出来事を、ヨタ話を交えてお届けします。
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