セキュリティ企業の米Websenseは9月23日、正規のYouTubeのプロフィールを使ってスパムサイトを宣伝する手口が新たに見つかったと伝えた。
Websenseによると、この手口ではYouTubeのインビテーションを装ったスパムメールに正規のYouTubeプロフィールへのリンクが記載されている。
このリンクをクリックすると、正規のYouTubeサイト内にあるプロフィールにつながるが、さらにスパムサイトへのリンクが掲載されており、ユーザーに閲覧を促す仕組みになっている。リンク先のスパムサイトは、アダルト商品やサービスなどを宣伝しているもようだ。
スパマーにとってはYouTubeのクリーンなイメージを利用することで、ユーザーを誘導する成功率が高くなるとWebsenseは分析している。
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YouTubeビデオに見せかけたリンクをクリックすると、悪質な実行可能ファイルがダウンロードされる。
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