NECネクサソリューションズは9月24日、リモートアクセス向けのセキュリティ対策サービスを開始した。組み合わせが可能なVPN接続とウイルス対策の3種類のサービスを提供する。
VPN接続の「ClovernetモバイルVPNサービス」では、携帯電話やPHS網、無線LANなどを利用し、インターネット経由でイントラネットにリモートアクセスをするユーザー向けに提供する。IPSec方式およびSSL方式の2種類を用意する。
ウイルス対策の「Clovernet Client/ServerアンチウイルスASPサービス」では、企業外に持ち出したPCへ、インターネット経由で定義ファイルの自動更新やウイルス駆除などの機能を提供する。これらのサービスを組み合わせることで、多額の導入コストをかけずにセキュリティ対策を施したリモートアクセス環境を用意できるという。
利用価格は、ClovernetモバイルVPNサービスのIPSec方式では初期費用が31万3000円、月額費用が23万5000円(同時接続40ユーザーの場合)、SSL方式では初期費用が28万2900円、月額費用が12万8400円(10ユーザーIDの場合)、Clovernet Client/ServerアンチウイルスASPサービスは、機器1台当たり月額450円となる。
同社では、今後2年間にClovernetモバイルVPNサービスで200社、Clovernet Client/ServerアンチウイルスASPサービスで80社の利用を見込む。
関連記事
- NECネクサとソフトブレーン、医薬品製造業向けSFA製品をSaaSで提供
訪問活動に必要となる施設や医師などの活動報告の履歴を参照したり、情報を共有したりできるようになる。 - NECネクサ、ファイアウォールを24時間監視するサービスを開始
NECネクサソリューションズは、インターネット接続用ファイアウォールおよびClovernet用ウイルスゲートウェイの稼働状況を24時間365日常時監視するサービスを1月21日から提供する。 - 特集:モバイルから安全に企業ネットへ接続しよう――そのモバイルアクセス、安全ですか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.