イージェネラは9月24日、日本国内におけるSAPジャパンとの協業を発表した。社内に「SAPコンピテンスセンター」を開設し、SAPアダプティブ・コンピューティングに適したイージェネラソリューションの普及を目指す。
同社の主力製品「BladeFrame」は、仮想化ソリューション「vBlade」に見られるように高度なサーバ仮想化が特徴。SAPが推奨する開発用サーバ、検証用サーバ、本番用サーバの3ランドスケープを容易に構築でき、また待機系サーバを開発用や教育用へと柔軟に利用できるという。
イージェネラでは、ミッションクリティカルシステムでの使用を前提に開発されたBladeFrameはメインフレームやUNIXサーバに匹敵する信頼性、可用性を提供でき、SAPアプリケーションに対してオープンアーキテクチャに基づいた価格性能比の高いプラットフォームを実現するとしている。
関連記事
- グリーンITや運用改善に効果大:データセンターのサービス向上にはサーバ統合が不可欠
松下電工インフォメーションシステムズでは、サーバ統合の取り組みを通じ、物理的なスペースや消費電力の削減はもちろん、運用の標準化で運用効率やサービス品質も高まったという。 - CTCが仮想化事業を強化 2サービスを新たに提供
VMwareとパートナー契約を結ぶなど仮想化ビジネスに注力するCTCは、「FX Pool」「NV Pool」の2つのサービスを発表した。 - イージェネラ、最大1152CPUを共有するブレードを発売
データセンターの運用を支援するイージェネラは、最新版ブレードサーバの販売を開始した。 - イージェネラとNTTデータ先端技術が提携
イージェネラとNTTデータ先端技術は、仮想化技術を活用したデータセンター構築で協業する。 - イージェネラがXenを統合、最大60%の価格引き下げで新市場開拓へ
仮想化技術で差別化するイージェネラが大幅な価格引き下げでユーザー層の拡大を狙うとともに、Xenを統合したソフトウェア製品「vBlade」も発表した。 - イージェネラ、日本ネットワーク・アプライアンス、日本オラクル、企業用グリッドを共同検証
イージェネラ、日本ネットワーク・アプライアンス、日本オラクルの3社は、企業用グリッドコンピューティングの共同検証を実施する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.