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東京海上日動、QRコードでクレジットカード決済ができるサービスを採用
QRコードを携帯で読み取り、クレジットカード情報を入力すると決済ができるサービスを、東京海上日動火災保険が採用した。入金情報と契約情報の照合もできる。
東京海上日動火災保険は、携帯電話を利用したNTTコムウェアのクレジットカード決済サービス「EasyDo」を採用した。NTTコムウェアが10月7日に発表した。
EasyDoは、携帯電話を利用したクレジットカード決済サービス。印字されたQRコードを携帯電話のカメラで読み取り、クレジットカード情報などを入力すると、決済ができる。決済の時期に応じて、1カ月分、2カ月分といった支払い金額を自動的に切り替えることもできる。
クレジットカードの情報や与信確認、売上情報送信などは、NTTコムウェアのデータセンターから提供する。入金情報と契約情報のマッチングもデータセンター側で行うため、データ照合の効率化も図れる。
ユーザーは、第三者にクレジットカードを手渡したり、紙にカードの情報を記入したりしなくてもいい。
東京海上日動は、2006年7月に専用ハガキを利用した「自動車保険料のクレジットカード払い」を導入している。専用ハガキに誤った記入があった場合、速やかにカード情報を再登録するため、EasyDoを採用した。
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