シマンテックは10月9日、仮想環境に対応したメールセキュリティアプライアンス製品「Symantec Brightmail Gateway Virtual Edition」を10月16日に発売すると発表した。
新製品は、VMware ServerおよびESXで動作する仮想セキュリティアプライアンス。物理インフラなどを追加することなく、スパムやウイルスから電子メールやインスタントメッセージなどを保護できるようになるという。
また、集中型制御コンソールを利用して、既存のサーバやアプライアンスに対するメールなどのスキャンを実施でき、スキャン項目の追加や削除が容易に行える。複数のシステム間で設定やリポート機能を自動的に同期でき、電子メールインフラの状況を報告できる。
価格は電子メールの利用者数に応じて課金され、5〜24ユーザーの場合では1ユーザー当たり3260円になる。
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