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PS Japan、SaaS型セキュリティサービスを発売
マルウェア対策や不正侵入防御、ファイアウォールなどの機能をSaaSで提供するサービスを、PS Japanが発売した。
スペインPanda Securityの子会社であるPS Japanは10月10日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)型のセキュリティサービス「Panda Managed Office Protection 日本語版」を発売した。
同サービスは、マルウェア対策やIPS(不正侵入防御)、ファイアウォールなどの機能をSaaSで提供するもの。社内や支店、モバイルPCなどを一括管理できるコンソールを持つ。未知のマルウェアを検出する機能も備え、電子メールやインスタントメッセージングからの脅威にも対応できるとしている。ウイルスの検出や更新の情報を電子メールで定期的に購読できるサービスも提供する。
価格は1年契約で、25ライセンスまで購入する場合、1ライセンス当たり6000円(税抜き)から。SaaS形式で提供するため、導入企業は管理サーバを構築せずに、Webブラウザからサービスを利用できる。
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